9/29報告 連続講座第1回「当事者と支援者が共に生きる場をつくる
9月29日(土)の連続講座「地域でゆるやかに支えあう場をつくろう」第1回のご報告です。
スペースナナの目指す“場づくり”そのものを今回の連続講座のテーマにしました。
第1回タイトルは「当事者と支援者が共に生きる場をつくる」。
講師の阿部寛さんと「ぼちぼち」メンバー3名+参加者23名+スタッフ・関係者8名、合計34名が参加し、大盛況でした(参加された方には窮屈な思いをさせてしまってごめんなさい)。
参加された方は精神障害の方の居場所づくりをしたいとか、高齢者のための場づくりをしたいとか、目的のある方やつながりをつくるために参加された方など多種多様でした。


講師の阿部寛さんは、主催者が設定したタイトル=当事者と支援者を分けることへ疑問を投げかけることから話をはじめました。はたして支援する人、支援される人=当事者という区別は必要なのか?また区別できるのか?
「援助から対話へ」というテーマで、ご自身が関わってきた寿町でのたまり場や厚木地域での学習会など、さまざまな場づくりと共に生きることで言葉を取り戻しお互いの関係性を築く生き方について、出会った人たちに教えられたことをとおして具体的な経験談を披露してくれました。
一番印象に残ったのは、特定の人間が運営を担わず、迷惑なことや人、様々な問題が起こるたびに場に返すことが必要、それを考えることで関係を作っていくことが大切だと思う、という当たり前だがとても実行するのは難しい指摘でした。
効率的な運営をしようと思いがちになりますが、何のためにやっているのかという原点に返ればそうだよなと、心に落ちた言葉でした。
この連続講座は毎月第4土曜日の午後に予定しており、第5回(2月)まで続きます。
ぜひご参加ください。
(報告 さいとう)
→講座の案内
スペースナナの目指す“場づくり”そのものを今回の連続講座のテーマにしました。
第1回タイトルは「当事者と支援者が共に生きる場をつくる」。
講師の阿部寛さんと「ぼちぼち」メンバー3名+参加者23名+スタッフ・関係者8名、合計34名が参加し、大盛況でした(参加された方には窮屈な思いをさせてしまってごめんなさい)。
参加された方は精神障害の方の居場所づくりをしたいとか、高齢者のための場づくりをしたいとか、目的のある方やつながりをつくるために参加された方など多種多様でした。


講師の阿部寛さんは、主催者が設定したタイトル=当事者と支援者を分けることへ疑問を投げかけることから話をはじめました。はたして支援する人、支援される人=当事者という区別は必要なのか?また区別できるのか?
「援助から対話へ」というテーマで、ご自身が関わってきた寿町でのたまり場や厚木地域での学習会など、さまざまな場づくりと共に生きることで言葉を取り戻しお互いの関係性を築く生き方について、出会った人たちに教えられたことをとおして具体的な経験談を披露してくれました。
一番印象に残ったのは、特定の人間が運営を担わず、迷惑なことや人、様々な問題が起こるたびに場に返すことが必要、それを考えることで関係を作っていくことが大切だと思う、という当たり前だがとても実行するのは難しい指摘でした。
効率的な運営をしようと思いがちになりますが、何のためにやっているのかという原点に返ればそうだよなと、心に落ちた言葉でした。
この連続講座は毎月第4土曜日の午後に予定しており、第5回(2月)まで続きます。
ぜひご参加ください。
(報告 さいとう)
→講座の案内