2/23報告 連続講座第5回 不登校やひきこもりの子どもや若者たちと共に
2月23日(土)の連続講座「地域でゆるやかに支えあう場をつくろう」第5回、最終回のご報告です。
第5回タイトルは「不登校やひきこもりの子どもや若者たちとともに」。
講師のNPO法人「遊悠学舎」代表の明石紀久男さんと遊悠学舎スタッフ2名を迎えて、参加者22名+スペースナナスタッフ5名の30名が参加し、居場所とは?ひきこもるとは?など核心に迫る意見交換の場になりました。
逗子に何もしない居場所「遊悠学舎」をつくって13年。明石さんは集まってくる子どもたちから教えられ、学び合いながら、とにかく続けることを大事にしてきたと言います。時間をかける、子どもたちの時間を子どもたちに返す、時間を大事にすることで熟すことの大切さを見つけた。成長とか発達、進歩ではなく時間をかけて熟すこと。そのような形で子どもたちを見守ることができる居場所について語ってくれました。
26年前、当時中野区で学校のPTAなどに深くかかわっていた明石さんは、中野富士見中学のいじめによる中学生の自殺に衝撃を受け、学習よりなにより子どもたちの命を守る大切さに気づきます。市民で学校をつくろうという運動をはじめ、様々な試行錯誤の結果、家族ではなく他人が見守りつつ放っておける、何もしない居場所を子どもたちと相談しながら作り上げました。
いま学校現場ではみんな一緒に仲良く、元気で明るい子どもが求められています。それだからこそ、そうなれない子どもは引きこもることで自分の命を守っている。大人は何もしないことが一番大事、余計なことをしないことが最大の応援だと思う、と言うことばが胸に響きました。不登校の子もひきこもっている子もすごく深いところから、僕は今ここにいていいですか?ここで生きていていいですか?と問いかけている。
きちんと放っておくことの大切さをめぐって、参加者の方々から、親からはいつまで待てばよいのか?と言う切実な気持ちが、また、当事者、元当事者、教員などそれぞれの立場からの経験談や意見がだされました。


第5回タイトルは「不登校やひきこもりの子どもや若者たちとともに」。
講師のNPO法人「遊悠学舎」代表の明石紀久男さんと遊悠学舎スタッフ2名を迎えて、参加者22名+スペースナナスタッフ5名の30名が参加し、居場所とは?ひきこもるとは?など核心に迫る意見交換の場になりました。
逗子に何もしない居場所「遊悠学舎」をつくって13年。明石さんは集まってくる子どもたちから教えられ、学び合いながら、とにかく続けることを大事にしてきたと言います。時間をかける、子どもたちの時間を子どもたちに返す、時間を大事にすることで熟すことの大切さを見つけた。成長とか発達、進歩ではなく時間をかけて熟すこと。そのような形で子どもたちを見守ることができる居場所について語ってくれました。
26年前、当時中野区で学校のPTAなどに深くかかわっていた明石さんは、中野富士見中学のいじめによる中学生の自殺に衝撃を受け、学習よりなにより子どもたちの命を守る大切さに気づきます。市民で学校をつくろうという運動をはじめ、様々な試行錯誤の結果、家族ではなく他人が見守りつつ放っておける、何もしない居場所を子どもたちと相談しながら作り上げました。
いま学校現場ではみんな一緒に仲良く、元気で明るい子どもが求められています。それだからこそ、そうなれない子どもは引きこもることで自分の命を守っている。大人は何もしないことが一番大事、余計なことをしないことが最大の応援だと思う、と言うことばが胸に響きました。不登校の子もひきこもっている子もすごく深いところから、僕は今ここにいていいですか?ここで生きていていいですか?と問いかけている。
きちんと放っておくことの大切さをめぐって、参加者の方々から、親からはいつまで待てばよいのか?と言う切実な気持ちが、また、当事者、元当事者、教員などそれぞれの立場からの経験談や意見がだされました。

