10/6(日)報告 連続講座第1回 まじくるって面白い―“場づくり”の試み
10月6日(日)の連続講座「地域でゆるやかに支えあう場をつくろう Part2」第1回のご報告です。第1回タイトルは「まじくるって面白い―“場づくり”の試み」。
連続講座第1回目の講師は、釧路で福祉分野のNPOの先進事例として注目されている「NPO地域支援ネットワークサロン」を立ち上げた日置真世さんをお呼びしました。地域のあらゆる課題に対応し、支援する側と支援される側が循環する、誰でも主人公になる場をつくりながら、アメーバ的に事業展開してきたその秘訣を伺いたいと思いました。
“まじくる”事の面白さを体験するために、参加者が4~5人ずつ5つのテーブルにわかれて、各々が日々の活動で感じている困りごとをテーマに取り上げ、グループで考える「社会を変えたい人・困りごとワークショップ」を行いました。
ワークショップの最初は「ネタつき自己紹介」。
自分の名前や所属、呼ばれたい名前のほかに、好きな食べ物など自分のアピールしたいことを入れた自己紹介を、机の上に広げた模造紙に全部書き出します。その後、今「困っていること、悩んでいること、行き詰っていること」をそれぞれが話し、どのくらい大変なのか、困りごとに点数をつけます。絶えず模造紙に自分の発言を書いていき、その困りごとをグループみんなで共有していきます。話すだけでなく書くこと、いつでも全員が見ることができるようにすることが大切、と日置さんは言います。
最後のステップは、まず一人の困りごとを選び、じっくり話を聴き、ピックアップした困りごとを模造紙の真ん中に大きく書き、みんながいろいろな実現可能なアイディアを出していきます。何かできそうなこと、自分でやること、他の人にやってもらうことを自由に出し合い書き出していく。この作業で大切なのは3つのA、「明るく、頭を使って、あきらめない!」ことだそうです。
日置さんの提案で、お菓子を置いたテーブルを1つ作り、好きな時に取りに行くようにしました。初対面の人が机を囲んで講師の指示を聞くと、みんな緊張してし~んとするのが、お菓子をとりに行くという動きが生まれると、空気がふわっと軽くなります。紅茶のサービスも効果的で、何気ない仕掛けが場の雰囲気を和らげ話を引き出す力になるのを実感しました。
「まじくる」ことの面白さは頭では理解していたものの、「まじくる」場を作るための仕掛けは?と思っていたのですが、初対面の人たちが、どのグループも、楽しそうに活発に一人ひとりが発言していているのを実感し、みんなが主人公になれるための仕掛けづくりが重要であることを実感したのでした。
日置さんは、とても安心感のあるファシリテーター。<困りごとを持ってくる人が、地域の力になる>という発想がこの講座の核になるなと思ったことでした。
→講座の案内
連続講座第1回目の講師は、釧路で福祉分野のNPOの先進事例として注目されている「NPO地域支援ネットワークサロン」を立ち上げた日置真世さんをお呼びしました。地域のあらゆる課題に対応し、支援する側と支援される側が循環する、誰でも主人公になる場をつくりながら、アメーバ的に事業展開してきたその秘訣を伺いたいと思いました。

ワークショップの最初は「ネタつき自己紹介」。
自分の名前や所属、呼ばれたい名前のほかに、好きな食べ物など自分のアピールしたいことを入れた自己紹介を、机の上に広げた模造紙に全部書き出します。その後、今「困っていること、悩んでいること、行き詰っていること」をそれぞれが話し、どのくらい大変なのか、困りごとに点数をつけます。絶えず模造紙に自分の発言を書いていき、その困りごとをグループみんなで共有していきます。話すだけでなく書くこと、いつでも全員が見ることができるようにすることが大切、と日置さんは言います。

日置さんの提案で、お菓子を置いたテーブルを1つ作り、好きな時に取りに行くようにしました。初対面の人が机を囲んで講師の指示を聞くと、みんな緊張してし~んとするのが、お菓子をとりに行くという動きが生まれると、空気がふわっと軽くなります。紅茶のサービスも効果的で、何気ない仕掛けが場の雰囲気を和らげ話を引き出す力になるのを実感しました。
「まじくる」ことの面白さは頭では理解していたものの、「まじくる」場を作るための仕掛けは?と思っていたのですが、初対面の人たちが、どのグループも、楽しそうに活発に一人ひとりが発言していているのを実感し、みんなが主人公になれるための仕掛けづくりが重要であることを実感したのでした。
日置さんは、とても安心感のあるファシリテーター。<困りごとを持ってくる人が、地域の力になる>という発想がこの講座の核になるなと思ったことでした。
→講座の案内
[掲載日 2013/11/08]
カテゴリ :イベント
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