3/8(土)連続講座第5回「社会的養護から巣立った子どもたちが駆け込める場を」のご報告
3月8日(土)の連続講座「地域でゆるやかに支えあう場をつくろうPart2」第5回の
ご報告です。
「社会的養護から巣立った子どもたちが駆け込める場を」というタイトルで、高橋亜美さんに「アフターケア相談所ゆずりは」の支援活動について語っていただいた。
まず児童養護施設の現状として「職員数が足りない」「被虐待児童への専門的な支援が追い付かない」「発達障害を抱えた児童が急増」「アフターケアに十分な時間やお金、人的支援を費やせない」などの課題が山積していること、子どもたちが施設を退所した後、ホームレスになる、性産業への従事、犯罪、自殺などの苛酷な状況に陥りやすい状況にあること、それらの原因として、虐待のトラウマを抱え、低学歴で資格がない、などのハンディに加え、親や家族も一切頼れずセーフティネットがないので失敗することも立ち止まることもできない待ったなしの状況にあることあることなどがあげられた。
それでまず安心して助けてといえる場所が必要ということで「ゆずりは」を開所し、彼ら彼女らを支援しつつ、そこから拾い上げた課題を施設や社会に還元し、制度やシステムに反映させようとしているとのこと。
出てきた課題に対処するために、高卒認定資格試験取得学習会や生活保護受給者の方の緩やかな労働の場の提供、パソコン教室、サロン、なども実施しているという。
ゆずりはでの支援は既存の支援で賄えることばかり、本当に支援を必要としている人に支援が届いてないという指摘は重たいものであった。
→講座の案内
ご報告です。
「社会的養護から巣立った子どもたちが駆け込める場を」というタイトルで、高橋亜美さんに「アフターケア相談所ゆずりは」の支援活動について語っていただいた。


出てきた課題に対処するために、高卒認定資格試験取得学習会や生活保護受給者の方の緩やかな労働の場の提供、パソコン教室、サロン、なども実施しているという。
ゆずりはでの支援は既存の支援で賄えることばかり、本当に支援を必要としている人に支援が届いてないという指摘は重たいものであった。
→講座の案内
[掲載日 2014/03/08]
カテゴリ :イベント
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